電動型生ごみ処理器
種類 |
バイオ式  |
乾燥型  |
使用方法と特徴 |
- 洗濯機を小さくしたような機械の中におかくず状のチップ(微生物入り)が入っており、微生物が生ごみを水と炭酸ガスに分解します。
- 撹拌や給排気、冬場のヒーターに電気を使います。
- 機種により異なりますが3ケ月前後で中身のチップの補充等が必要です。
- 設置場所は、屋外設置型が主流。
- 使用方法は、生ごみを入れてふたをするだけです。
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- 生ごみを熱風により乾燥処理し、約7分の1に減容します。
- 処理時間はおおむね2時間です(投入量、水分量による)
- 処理後の乾燥した生ごみは、毎日取り出す必要はなく、平均的な4人世帯で1週間から10日に一度取り出し、土に埋めるか、燃えるごみに出します。
- 使用方法は生ごみを入れてスイッチを押すだけです。
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長所 |
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- 小型で場所を取らず室内にも置けるため台所のわずかなスペ-スにも置けます。
- 乾燥するだけなので、使い方が簡単で失敗がほとんどありません。
- 土と混ぜて熟成させ、肥料としても使えます。
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短所 |
- 電気代が1ケ月約500円前後かかります
- 定期的に補充用のチップの購入(補充)が必要です
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- 電気代が1ケ月約600円から1000円前後かかります。
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お値段 |
- 定価40,000円~80,000円
(1/2補助します。上限30,000円まで)
- メーカ-・機種・販売店により価格の幅があります。
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- 定価40,000円~80,000円
(1/2補助します。上限30,000円まで)
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維持費 |
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- 電気代が1ケ月約600円~1000円前後(カタログ値)
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注意点 |
- 機械の処理能力以上の生ごみを投入したり、水分が多すぎたりすると臭いが出たり、チップがダメになる場合があります。
- 屋外設置の場合、屋外に電源(コンセント)が必要
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- 水切りが不十分だと処理時間が長くなります。
- ネギやとうもろこしの皮(繊維質)などは撹拌棒にからまることがあるので、なるべく短く切って入れてください
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非電動型生ごみ処理器
種類 |
コンポスト型  |
密閉バケツ型  |
使用方法と特徴 |
- 土の中の微生物により生ごみを分解して堆肥化します。
- 日当たりと水はけのよい土をよく耕して、10センチメートル程埋めて設置します。
- 生ごみを入れたらスコップ1杯ほどの土を入れてかき混ぜます。生ごみが20センチメートルほどの厚さになったら土を生ごみを覆う程度に入れます。
(この繰り返し)
- 季節により異なりますが、約3ケ月から半年で堆肥化します。
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- 生ごみにEMボカシ(発酵資材)を振りかけ、密閉したバケツの中で生ごみが発行し堆肥化します。
- バケツ型の容器に生ごみを入れ、EMボカシを振りかけてかき混ぜます。
(この繰り返し)底に発酵液がたまったら抜きます。
- 容器の8分目くらいになったら、二週間前後そのままにすると生ごみが発酵し堆肥が完成します。
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長所 |
- 電気を使わず、自然の力で生ごみを分解し良質な堆肥になります。環境に優しくエネルギ-も使いません。
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- 室内に置けます。
- 電気を使わず、できた堆肥を家庭菜園などで利用でき発酵液も排水口の防臭や抗菌・清掃に使えます。
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短所 |
- 自然の力で分解するため堆肥化に時間がかかります。(特に冬場)
- 土を入れてかき混ぜる手間が必要です。
- 虫が出たり(特に夏場)生ごみの投入時などに臭いが出る場合もあります。
- 庭のないご家庭は使用できません。
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- 生ごみを処理するものというより、堆肥を作るものですので毎回できた堆肥を利用できる庭(畑)と手間が必要です。
- 毎回EMボカシを振りかけて混ぜるという手間が必要です。
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お値段 |
- 定価5,000円~25,000円
(1/2補助します。上限2,000円まで)
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- 定価1,000円~4,000円
(1/2補助します。上限2,000円まで)
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維持費 |
- 購入後の維持費は基本的にはかかりませんが、虫や臭いが気になる場合は防虫剤や発酵促進剤の購入費がかかります。
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- EMボカシ1袋600gで300円前後です。
- 平均的なご家庭で1ケ月に2袋前後が必要ですので維持費は月600円前後になります。
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注意点 |
- 岩盤のような水はけの悪い場所へは設置しないで下さい。
- 土の中の微生物は寒いと活動が弱まりますので日当たりの良い場所へ設置してください。
- 機械ではありませんので生ごみを入れただけでは腐敗するだけで悪臭や虫の発生の原因になります。
- 土を入れ、時々スコップなどで撹拌し酸素を供給することで土の中の微生物により発行が進み堆肥化が促進されます。
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- コンポスト型同様、機械ではないので生ごみをいれただけでは堆肥化しません。
- EMボカシの量が少なかったり、攪拌を怠ると腐敗により悪臭の原因になります。
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上記の特徴はメ-カ-のカタログ等の情報より作成した代表的な機種のものです。