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策定の経緯

　少子高齢化が急速に進むと同時に、一人ひとりの価値観やライフスタイルの多様化、ＩＣＴの急速な進展といった環境の変化により、家庭や地域における支え合いの意識が弱まり、住民間のつながりが薄れることで社会的に孤立する住民が増え、ひきこもりや孤独といった問題が増加しています。対応すべき課題は複合化・複雑化してきており、制度・分野別の支援だけでは対応が困難な状況になっており、公的サービスを基本としつつも、地域の多様な人・団体・機関が「縦割り」的な制度や「支え手側」と「受け手側」という枠にとらわれることなく活躍し、お互いに　地域の生活課題を「我が事」として解決に取り組む「地域共生社会」の実現が必要です。また、災害に見舞われた際の地域コミュニティの必要性も再認識されてきております。

このような昨今の厳しい状況に対応すべく、町民、団体、事業者、社会福祉協議会、町などが　一体となって地域福祉施策を協働で推進していくため、「社会福祉法」に基づく行政計画である「益子町地域福祉計画」と民間の活動計画である「益子町地域福祉活動計画」を一体的に策定します。

〇計画期間　令和６（2024）年度～令和10（2028）年度

基本理念： 「おたがいさま」で支え合い　安心つなぐ　明るいましこ

〇基本目標１　お互いに支え合う地域づくり

　　　　　　　施策１　支え合いの意識づくり・仕組みづくり
　　　　　　　施策２　交流の場づくり
　　　　　　　施策３　地域福祉の担い手づくり

〇基本目標２　だれもが必要な支援につながる体制づくり

　　　　　　　施策４　相談支援体制と情報発信の充実
　　　　　　　施策５　安心して福祉サービスを受けられる環境整備
　　　　　　　施策６　自立に向けた支援の推進（再犯防止推進計画）

〇基本目標３　みんなが安心して暮らせるまちづくり

　　　　　　　施策７　子育てにやさしい環境づくり
　　　　　　　施策８　権利擁護の推進（成年後見制度利用促進基本計画）
　　　　　　　施策９　防災・防犯体制の充実

　施策ごとに、指標を設定し、「みんなができること（町民の取組）、「町の取組（地域福祉計画）」、「社協の取組（地域福祉活動計画）」を推進してまいります。詳細は下記「関連ファイルダウンロード」からご覧ください。

～　“みんなができること”にご協力をお願いします。　～