町政
益子町第3次環境基本計画
策定の経緯
本町では、平成15年3月に「益子町環境基本計画」を策定し、環境政策を総合的かつ計画的に推進してきました。さらに、平成25年3月に「益子町第2次環境基本計画」(以下、第2次計画)を策定し、望ましい環境像を “自然をいつくしみ、やすらぎはぐくむ、陶の里” として本町の環境の保全に関する施策を展開してきました。この第2次計画を策定してから10年が経過し、SDGs(持続可能な開発目標)、パリ協定の発効、2050年カーボンニュートラルへの対応、気候変動適応法の施行、プラスチックごみや食品ロスへの対応などが求められるようになってきました。
このような状況の中、令和5年3月をもって第2次計画の計画期間が終了することを受け、町内における様々な環境課題や循環型社会、脱炭素社会などの新たな環境課題や社会情勢の変化を念頭に置きつつ、これまでの行動・施策の評価を踏まえた上で、本町の環境の保全と創造に関する政策を効果的・効率的に実践するため、今後10年間を計画期間とする「益子町第3次環境基本計画」を策定いたしました。
望ましい環境像…「自然をいつくしみ、やすらぎはぐくむ、陶の里」
本町の自然豊かな環境を次世代につなげていくためには、町民と事業者と町の3者が「地球環境」、「生活環境」、「自然環境」、そして「ひとづくり」に協働して取り組む必要があります。
〇計画期間 2023(令和5)年度から2032(令和14)年度まで
〇望ましい環境像 「自然をいつくしみ、やすらぎはぐくむ、陶の里」
【基本目標1】 創意工夫を重ね、ムダを省く、地球に優しいまちづくり
【基本目標2】 手を取り合って助け合う優しい環境のまちづくり
【基本目標3】 命をはぐくむ、豊かな自然のまちづくり
【基本目標4】 芸術、文化の薫り高いふるさとの環境に学ぶひとづくり
「益子らしさ」を持った、5つの重点目標を設定しました。
益子らしい望ましい環境像の実現に向けて、重点的に取り組んでいく目標を設定しました。町民の皆さんをはじめ、事業者の皆さんもできるところから取組んでいきましょう。
町民の皆さんに求められる行動を一部抜粋して以下に紹介しますのでご協力をお願いします。
益子町第3次環境基本計画における重点的な取組(一部抜粋)
【重点目標1・ごみダイエット作戦】
●循環型社会の形成に向けて、6Rの推進に取り組みましょう!
※6Rとは、「(1)リデュース(Reduce) ごみを減らす」、「(2)リユース(Reuse) くり返し使う」、「(3)リサイクル(Recycle) 資源として、再生利用する」、「(4)リシンク(Rethink) 本当に必要なものかどうかよく考える」、「(5)リフューズ(Refuse) 不必要なものはきちんと断る」、「(6)リファイン(Refine) 捨てるときに分別する」です。
<町民に求められる行動>
・ごみの分別・リサイクル(資源化・生ごみの堆肥化)に協力します。
・エコ土曜日や地域の資源物回収事業に参加します。
・食器類のリユース回収に協力します。
【重点目標2・地球に優しい益子町民の取組】
●地球温暖化防止のために、一人一人が心がけていきましょう!
<町民に求められる行動>
・エコ通勤やエコドライブを心がけます。
・省エネ家電の製品を使用するよう心がけます。
・電気自動車の購入や蓄電池の設置について検討します。
【重点目標3・ふるさとの川委員会】
●ふるさとの川の良好な水辺環境をみんなで守り伝えていきましょう!
<町民に求められる行動>
・百目鬼川を対象としたごみ拾いや、除草作業などのボランティアに参加します。
・水生生物調査に参加し、ふるさとの川に親しみを持てるようにします。
【重点目標4・生命を支え、文化の根源たる里山のモデル地区づくり】
●ホタルが飛翔する自然豊かな里山を広げていきましょう!
<町民に求められる行動>
・ホタルの生息地の環境整備に協力します。
・ホタルの鑑賞会に参加します。
【重点目標5・現地で見て体験する環境学習のネットワークづくり】
●ボランティア活動や環境学習に参加しましょう!
<町民に求められる行動>
・環境Weeksのボランティアに参加します。
・アカマツ林保全のための環境学習に参加します。
関連ファイルダウンロード
- 益子町第3次環境基本計画(概要版)PDF形式/1.74MB
- 益子町第3次環境基本計画PDF形式/5.67MB

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