文字サイズ

標準

拡大

配色

青

黄

黒

標準

　現在、益子町にはデマンドタクシー『ひまわり号』をはじめ、真岡鐵道や関東自動車（旧東野バス）、民間タクシーなどの公共交通機関があり、町民の日常の移動手段として広く利用されています。

　今後、さらなる少子高齢化の進展や高齢者の運転免許返納の増加が予想されるため、日常生活において公共交通が担う役割は大きくなるものと思われます。

　このため、将来に向けて町民がより安心して利用できる持続可能な公共交通の必要性が高まっています。

　国では令和２年１１月に「地域公共交通の活性化及び再生に関する法律」の一部改正が行われました。これは、自治体が交通事業者をはじめとする地域の関係者と協議しながら、公共交通の改善や移動手段の確保に取り組める仕組みを拡充するとともに、特に地方部などでは、地域の輸送資源を総動員して移動ニーズに対応する取り組みを促すため、持続可能な運送サービスの確保に資する取り組みを推進することを目的としたものです。

　以上のような背景を踏まえ、本町では地域内で運行を行う交通事業の連携を促進させ、まちづくりと連携した地域にとって最適な地域公共交通ネットワークを構築するため、「益子町地域公共交通計画」を策定しました。