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平成27年度決算分までは、「総務省方式改訂モデル」により財務書類を作成しておりましたが、

平成28年度決算分から、平成27年1月に総務省から示されました「統一的な基準」により作成しています。

　〇一般会計財務書類

　〇全体財務書類（一般会計財務書類に５つの特別会計を加えたもの）

【財務書類４表】

(1) 貸借対照表（ＢＳ・バランスシート）

　年度末における「資産」、「負債」、「純資産」の残高及び内訳を明らかにすることを目的としています。

　「資産」では将来世代に残る財産状況やこれまでに投資された財源の使途状況を、

　「負債」では将来世代の負担となる借入金等の状況を、

　資産と負債の差額である「純資産」では現役世代が負担した財源をそれぞれ表しています。

(2) 行政コスト計算書（ＰＬ）

　当該年度における行政活動の中で、行政サービスに要したコストとその財源となる使用料や

　手数料等の収入の関係を表しています。

　どのサービスにどれだけのコストを要しているのか、行政コストの内容全体の分析を目的としています。

(3) 純資産変動計算書（ＮＷ）

　当該年度における純資産の内部構成の変動額を表しています。

　貸借対照表に記載されている純資産額がどのような財源や要因により変動したのかを表しています。

(4) 資金収支計算書（ＣＦ・キャッシュフロー計算書）

　当該年度における行政活動に伴う現金等の資金の増減を「業務活動収支」、「投資活動収支」、「財務活動収支」

　の３つの性質に区分して表しています。