くらし
私たち、生ごみ専用袋を使っています!~生ごみから堆肥へ~
皆さん、「生ごみ専用袋」を知っていますか?
生ごみは、こちらの「生ごみ専用袋」に入れてもえるごみ収集日に出していただくと、立派な「堆肥」に生まれ変わります。
ここでは、生ごみ専用袋を上手に使っている方をご紹介します。
◇◇三角コーナーから袋へ◇◇
- Kさん (40代・戸建て・5人家族・上大羽地区)
三角コーナーで水切り
三角コーナーでよく水切りをしてから、ごみの日の朝、黄色い袋に入れ替えます。一度、翌朝忙しいのが分かっていたので、前の晩に移し替えておいたら、溶けてしまったことがあります。それからは、前日に移し替えるときは、袋を二重にしています。二重ならば溶けることもなく安心です。夏場は臭いや虫で移し替えるのが大変ですね。
三角コーナーでよく水切りしておいた生ごみを、直接生ごみ専用袋に移し替えます。
生ごみが減りました
もともと、生ごみは少ないほうだったと思うのですが、生ごみをなるべく出さないようにするために、無駄な買いすぎがなくなったり、食べ残しなども減りました。
生ごみの持ち運びはレジ袋に入れて
ゴミステーションに行くまでは、二重にしていてもちょっと心配なので、生ごみ袋をレジ袋に入れています。レジ袋に入れておけば、車を汚す心配もないし、レジ袋はもえるごみの袋に入れて一緒に出してしまうので、そのまま出勤しても、車の中に生ごみの臭いがこもらないので、おすすめです。
生ごみがいっぱい出ています
ごみを出しに行くと、私の利用するステーションは、もえるごみと生ごみがちゃんと分けて置いてあって、生ごみがたくさん出ています。「みんなが分けているので、私も分けなくちゃ」と思って、生ごみ袋を続けています。
生ごみ堆肥化工場の見学
去年、子供の夏休みの自由研究で、生ごみの堆肥化工場の見学に行ってきました。生ごみが堆肥になる工程の説明を聞いて、実際にその様子を見学したので、子供たちも生ごみに関心を持ってくれて、協力してくれるのがうれしいですね。

最初に説明を聞きました。

見学中。生ごみが搬入されてきました。

最後は生ごみ堆肥で育てた野菜を収穫体験!!
◇◇バケツで保管しています◇◇
- Sさん (80代・戸建て・5人家族・台町地区)
三角コーナーで水切り
料理中は三角コーナーに野菜くずを入れ水切りをします。料理が終わったら、蓋つきのバケツに移し替えます。夏場は少し臭いが気になりますが、虫は気になりません。ゴミの日の朝、バケツから黄色い袋に移し替えます。黄色い袋は買ってきた時に10枚全部に名前を書いてしまいます。そうすると、忙しい朝でも、移し替えるだけなので、時間がかかりません。

(1)生ごみは三角コーナーへ入れます。

(2)水切りをして、バケツに移し替えます。

(3)台所の隙間が定位置です。

(4)ゴミ出し直前に専用袋に移し替えます。
以前はEM菌で堆肥を作っていました
町のためになるので、生ごみ処理事業の開始と同時に黄色い袋に切り替えました。今もEM菌で米のとぎ汁発酵液は作っていますが、生ごみの分別や、米のとぎ汁を取っておいてもらうなど、家族の協力は欠かせません。
堆肥の無料配布
生ごみ堆肥は、無料配布しているので、軽トラで貰ってきて、地元の老人クラブの花植えのときに利用しています。生ごみが堆肥になり、きれいな花を咲かせてくれています。
◇◇乾燥しています◇◇
- Nさん (40代・戸建て・6人世帯・内町地区)
生ごみは水で濡らさないように
生ごみは、なるべく水で濡らさないようにしています。三角コ-ナ-に入れると、水浸しになってしまうので今は置いていません。皮をむいたら空きパックに入れ、外のベランダに干しています。魚など、生臭いものだけ冷凍しています。

(1)生ごみは空き容器に入れます

(2)ザルの上に新聞紙を敷いて乾燥させます

(3)鳥が来るので上にザルを被せます

(4)直前に移し替えます

(5)夏は、生ごみに防虫剤を振りかけます

(6)あたたかな雰囲気のキッチンですね
達成感がある
生ごみを分別するようになってから、生ごみに対する意識が変わりました。やはり、食事は食べきる程度に作って、極力残さないようなりましたね。以前より生ごみは少なくなったと思います。生ごみが少ないときは、なんとも言えない達成感があります。
子供の教育にもなっています
子供たちも、生ごみを乾燥している様子を見ていますし、「生ごみ減らそうね」と声をかけているので、食べ残しをしなくなりました。教育にもなっているかな…と感じています。
心が折れそうになったとき
生ごみ専用袋を使い始めたときは、やはり大変で心が折れそうになった時もあります。そんなとき、地元の先輩の「専用袋で出せば、ゴミが減って町のためになるのよ」という言葉を聞いて「そうか!」と思いました。それから試行錯誤の末、現在のやり方に落ち着きました。
家族の協力も大切
生ごみ処理を、女性一人に任せるのではなく、家族全員で協力することも大切だと思います。うちは主人が協力的なのでとても助かっています。

子供はお母さんのうしろ姿をよく見ています

「うちは、ごみニュケーションしてます」と話す楽しいご主人
◇◇専用袋に直接入れています◇◇
- Kさん(30代・戸建て・4人世帯・塙地区)
ゴミが増えて大変…
生ごみ専用袋を初めて知ったとき「この袋、土にかえるんだ…!!」と感動しました。それ以来、ずっと生ごみは専用袋で出しています。ゴミって増えてしまって今大変ですよね…。だから日ごろから「ゴミは減らさなきゃ」と考えていて、分別できるものはすべて分別するようにしています。
まずは、ゴミ箱のサイズ選びから
私はまず、専用袋のサイズに合うゴミ箱を購入しました。売り場では一番小さいゴミ箱だったと思います。それでも生ごみを入れると、重さで専用袋がずれてしまうことがあり、「もっと袋の深さがあったらいいのに」と思っています。そこでゴミ箱の底に卵の空パックを置いて高さを調節することもあります。そしてゴミ箱の汚れ防止としてまず外側にレジ袋をセットしてから専用袋をセットしています。
生ごみはなるべく水で濡らさないように
私は、生ごみが水で濡れないよう三角コーナーは使っていません。野菜の皮は剥いてから洗っています。皮はザルなどにいったん入れてから専用袋にいれています。そのせいか、もともと食べ残しが少ないせいか直接専用袋に入れていますが冬は漏れることはありません。夏は水分の多い野菜が多いので少し漏れることもありますが、その時は専用袋を二重にして出したりしています。さすがにスイカだけは水分が多いのであきらめてもえるゴミに入れてしまっています。
虫や臭いは気になりません
ゴミ箱はキッチンに置いていますが、特に臭いは気になりません。虫も普通に窓辺に虫よけを設置しているだけで、特に対策はしていませんが気になりませんね。専用袋を使っていて「大変だな…」とか思ったことはないので「どうして皆さん使わないのかな?」と逆に思っています。もっと使う人が増えてゴミが少なくなるといいですね。

(1)ゴミ箱はキッチンにあります

(2)専用袋をセットします

(3)内側のバケツも取り外せます

(4)外側のレジ袋はもえるゴミに…

(5)窓辺には虫よけを設置

(6)清潔感のあるキッチンですね
◇◇直前までビニ-ル袋で保管しています◇◇
- Hさん(60代・戸建て・3人世帯・城内地区)
今はこの方法が一番合っています
コンポストも試してみましたが、この方法が我が家には一番合っています。特に負担を感じることなくすっかり生活の一部になっています。
仮置きのビニ-ルも保管用のバケツも再利用してます
生分解性の袋は、弱いのでゴミ出しの日に入れ替えることにしています。それまではビニール袋に入れて、味噌の入っていた大きめの蓋つきバケツに入れて保管しています。ビニール袋は、宅配で届く食材のビニールが丈夫で使いやすいので、それを再利用しています。保管している間に生ごみから出た水分は、ビニールの角を切って捨てています。

(1)三角コーナーは置きません

(2)ビニール袋に入れ、きゅっと縛る

(3)蓋をしめます

(4)角をはさみで切って水分を捨てます

(5)ゆずの皮も捨てずに、ゆずピールも作るエコなHさんです