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〈ましこのごはん〉益子の日常を「農業」と「陶芸」、そしてそれらが交わる「食」の観点から、「ましこのごはん」として紹介します。
大根農家:池の入農園さん 器作家:田尾明子さん
大根は根と胚軸(茎)の両方が大きく育ったものです。大根の中ほどより下にはひげのような側根が生えていますが、この生え際を境に胚軸と根の部分に分かれています。大根がそれぞれの部分で硬さや辛さが違うのはこのためです。大根は胚軸(茎)と根、両方を一緒に食べているという事になります。
おいしい大根の見分け方としては、肌が白くきめ細かい、つやのあるものを選ぶようにしましょう。
材料
・輪切りにした大根
・がんもどき
・だし汁
・しょうゆ
・みりん
※味はお好みで
材料を入れて煮込むだけ。
※大根は、面とりをすることで煮崩れしにくく、また隠し包丁を入れておくと味がよく染みます。
※がんもどきも事前に沸騰したお湯で1~2分ほど油抜きをすると上品な味にしあがります。
田尾明子さんの器
田尾さんの器は自分で粘土を作るところから制作が始まります。
シンプルでありながら土味を最大限に生かした作風の器は、女性的な細やかさと男性的な大胆さをあわせ持ち、どんな料理も受け止めてくれそうです。
器:色釉長方鉢
次回は、大根農家:池ノ入農園をご紹介します。