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〈ましこのごはん〉益子の日常を「農業」と「陶芸」、そしてそれらが交わる「食」の観点から、「ましこのごはん」として紹介します。
なす農家:仁平瑞夫さん 器作家:船越弘さん
夏野菜の代表格、なす。益子では長卵形なす(千両二号)という品種が多く作られています。煮る、焼く、揚げる、すべてに使える代表選手です。
なすの成分は9割以上が水分ですが、各ミネラル成分、食物繊維などもバランス良く含んでいます。そのため、なすは生体調節機能が優れていると言われ、豊富に含まれる食物繊維には、便秘を改善し大腸がんを予防したり、血糖値の上昇を抑え、糖尿病や肥満を防ぐ効果があります。
材料
・なす 4本
・ピーマン 3個
・油 大さじ4
・砂糖・味噌 各 大さじ3
・酒 大さじ1
①なすとピーマンは乱切り、調味料は合わせておく。
②フライパンで野菜を炒める。
③しんなりしたら調味料を入れて混ぜ合わせる。
※好みで豚肉、しその葉、すりごま等加えてもよい。
※調味料はお好みでアレンジを。
※とうがらしを散らすと彩りがよくなる。
船越弘さんの器
船越さんの器は見た目は重厚。でも手に持ってみるとその軽さに驚きます。
平たいお皿などはロクロの他に型を使って成形しますが、船越さんは益子では珍しい木型を使っています。石膏型に比べてきっちりと角が出やすく、型自体の微調整や作り直しが出来るために使いやすく、自分に合っているのだそうです。
器:灰釉角鉢
次回は、なす農家:仁平瑞夫さんをご紹介します。