〈ましこのごはん なす編〉レシピ なすの油みそ

ましこのごはん2018年06月22日

〈ましこのごはん〉益子の日常を「農業」と「陶芸」、そしてそれらが交わる「食」の観点から、「ましこのごはん」として紹介します。

 

なす農家:仁平瑞夫さん  器作家:船越弘さん

『なすと器』の画像

 

 

夏野菜の代表格、なす。益子では長卵形なす(千両二号)という品種が多く作られています。煮る、焼く、揚げる、すべてに使える代表選手です。

なすの成分は9割以上が水分ですが、各ミネラル成分、食物繊維などもバランス良く含んでいます。そのため、なすは生体調節機能が優れていると言われ、豊富に含まれる食物繊維には、便秘を改善し大腸がんを予防したり、血糖値の上昇を抑え、糖尿病や肥満を防ぐ効果があります。

  

 

なすの油みそ

『なすと器 なすの油みそ』の画像

 材料

 ・なす       4本

 ・ピーマン     3個

 ・油        大さじ4

 ・砂糖・味噌    各 大さじ3

 ・酒        大さじ1

 

 

 

①なすとピーマンは乱切り、調味料は合わせておく。

②フライパンで野菜を炒める。

③しんなりしたら調味料を入れて混ぜ合わせる。

 

※好みで豚肉、しその葉、すりごま等加えてもよい。

※調味料はお好みでアレンジを。

※とうがらしを散らすと彩りがよくなる。

 

 

船越弘さんの器

 

船越さんの器は見た目は重厚。でも手に持ってみるとその軽さに驚きます。

平たいお皿などはロクロの他に型を使って成形しますが、船越さんは益子では珍しい木型を使っています。石膏型に比べてきっちりと角が出やすく、型自体の微調整や作り直しが出来るために使いやすく、自分に合っているのだそうです。

 

器:灰釉角鉢

 

 

 

次回は、なす農家:仁平瑞夫さんをご紹介します。