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“ましこの暮らし”を肌で感じて頂くツアーを開催しました。
2018年2月25日(日)、手の届く里山暮らし体験ツアー第2弾として
自然と調和しながら、ご自身の暮らし方に合った家づくりをされてる方を
訪問する”益子で作る、自分に合った家と暮らし”ツアーを開催しました。
今回の訪問先は、すべて大沢地区。
大沢地区は、児童数が町内で一番多い七井小学校区にありますが、美しく広がる水田と森林があり自然豊かな地域です。
陶芸を志す方の移住も多く、本ツアーでも2軒の陶芸家の方と、子育て世代の方を訪ねました。
ツアーの事前アンケートで、訪問先としてもっとも関心が高かった”ハーフビルド(セルフビルド)”をはじめ、暮らし方に合った家づくりについて学びます。
1軒目は、陶芸家の西村俊彦さん、さなえさんご夫妻が営むカフェ「週末食場 sono蜩」です。
ここでは、参加者の自己紹介や町の概要、移住支援情報を紹介し、店主の西村さんにお話をお伺いしました。
西村俊彦さんは、陶芸修行のために約40年前に移住され、ご自宅、陶芸の細工場を建築されたそうです。
そして、2016年に週末限定のカフェをオープンされました。
古建具や古道具の収集から建設にいたるまでのこだわりや、大工さんと二人で協力して建てたこと、また、古材に見せるための施工方法などを教えていただき、参加者一同は、熱心に耳を傾けました。
その後、ご主人の益子焼作品に盛り付けられた、さなえさんこだわりの地場野菜たっぷりランチをいただきました。
「野菜の味が濃い~」「食事だけでなく、食器もこだわるとここまで上質感を味わえるんですね」など
一同、盛り上がりました。
つづいては、京都から移住して40年になるという、陶芸家の横尾聡さん、浅田恵美子さんご夫妻を訪ねました。
横尾ご夫妻には、ゲストハウスとしても利用しているギャラリーに案内していただき、陶芸家としての制作活動のほか、NPO法人MCAAの活動や海外の陶芸家との交流などについてお話をお伺いしました。
薪ストーブの温かさに包まれながら、薪の調達や燃焼時間などの疑問にもお答えいただきました。
最後は、勤務先がきっかけとなって真岡市から移住された板野さんのご自宅を訪ねました。
マイホーム建設にあたっては、土地探しから建物の素材や設計、施工まで関わった結果、
時間は思ったよりかかってしまったそうですが、随所にこだわりポイントがありました。
この場所は、窓から見える丘陵が続く風景が気に入って選ばれたそうです。
設計士の萩原さんのガイド
板野さんは、仕事や地域コミュニティを通して知り合った建築関係の方に施工を依頼し、しっかりとコミュニケーションをとることで、よりご自身のライフスタイルに合ったご自宅を実現することができたそうです。また、内壁はワークショップを開いてご友人との協力で漆喰仕上げをされたそうです。
今回は、観光で何度も益子を訪れたことのある参加者の方が多かったのですが、いつもと違った一面を見ることができ、人のつながりや人の温かさが印象的だったとの声をいただきました。
ましこの魅力は奥が深いので、都内からも、県内からも通いながら暮らしのイメージを深めていっていただければと思います。
今後も、手の届く里山暮らしツアーをよろしくお願いします。
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