〈ましこのごはん 大根編〉レシピ がんもどきと大根の煮物

ましこのごはん2018年08月10日

〈ましこのごはん〉益子の日常を「農業」と「陶芸」、そしてそれらが交わる「食」の観点から、「ましこのごはん」として紹介します。

 

大根農家:池の入農園さん  器作家:田尾明子さん

『大根と器』の画像

 

 

大根は根と胚軸(茎)の両方が大きく育ったものです。大根の中ほどより下にはひげのような側根が生えていますが、この生え際を境に胚軸と根の部分に分かれています。大根がそれぞれの部分で硬さや辛さが違うのはこのためです。大根は胚軸(茎)と根、両方を一緒に食べているという事になります。

おいしい大根の見分け方としては、肌が白くきめ細かい、つやのあるものを選ぶようにしましょう。

 

 

がんもどきと大根の煮物 

 『大根と器 がんもどきと大根の煮物』の画像材料

  ・輪切りにした大根

  ・がんもどき

  ・だし汁

  ・しょうゆ

  ・みりん

  ※味はお好みで

材料を入れて煮込むだけ。

 

※大根は、面とりをすることで煮崩れしにくく、また隠し包丁を入れておくと味がよく染みます。

※がんもどきも事前に沸騰したお湯で1~2分ほど油抜きをすると上品な味にしあがります。

 

 

田尾明子さんの器

田尾さんの器は自分で粘土を作るところから制作が始まります。

シンプルでありながら土味を最大限に生かした作風の器は、女性的な細やかさと男性的な大胆さをあわせ持ち、どんな料理も受け止めてくれそうです。

 

器:色釉長方鉢

 

 

 

次回は、大根農家:池ノ入農園をご紹介します。