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〈ましこのごはん〉益子の日常を「農業」と「陶芸」、そしてそれらが交わる「食」の観点から、「ましこのごはん」として紹介します。
白菜農家:大塚昭夫さん 器作家:阿久津雅土さん
冬の定番食材、白菜。鍋に、漬物にと、寒くなってくると食卓に上る機会が増えてきます。
そんな馴染み深い白菜ですが、もともとの生まれは中国。日本での歴史は意外と浅く、本格的に導入されたのは明治初期。明治末期から大正にかけて日清・日露戦争で兵士たちが現地で食べた白菜の味を気に入って持ち帰ったことから普及が一気に進みました。ちなみに白菜の英語名は「チャイニーズキャベツ」といいます。
材料(3~4人前)
・白菜 3~4枚
・チーズ 適量(とろけるチーズなどお好みの種類で)
・生ハム、ベーコン、パンチェッタなどお好みの肉類
①アルミホイルを縦横に十字に敷き、白菜は芯と葉っぱに切り分け、芯、生ハム、チーズ、葉っぱの順にバランスよく重ね、こしょうをかける。
何層かに重ねてある程度の高さになったらホイルで包んで皿に載せ、オーブンレンジ(200℃)、またはトースターの強で30分ほど蒸し焼きにする(※土鍋でもよい)。
②芯に火が通ったら一番上にチーズをのせて焼き色がつくまで焼く。
※生ハムやベーコンの塩気で味がつくので塩などは調理の際にはふらず、食べるときにお好みで。
※縦に薄くスライスすると食べやすく見た目も美しい。
※おいしいだし汁が出ているので、それを少し煮詰めてかける。
阿久津雅土さんの器
阿久津さんの器は粉引や緑釉、黒釉など単色で形もシンプルな作品が多く、どんなジャンルの料理にも合いそうです。柔らかな印象の器は主張が控えめですが、その分、料理をしっかり引き立ててくれます。
器:粉引きプレート
次回は、白菜農家:大塚昭夫さんをご紹介します。