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“ましこの暮らし”を肌で感じて頂くツアーを初めて開催しました。
2017年3月11日(土)、手の届く里山暮らし体験ツアー第1弾として
薪ストーブのある暮らしをテーマに、薪ストーブを使用されているご家庭とお店を見学させていただきました。
バイオマス燃料は環境への負荷が少なく、自然豊かな里山暮らしにぴったりな燃料です。
益子町は、森林の整備によって発生する間伐材や、木材加工残材などの木質バイオマス資源を活用した再生可能エネルギーを使用することで、持続可能な環境づくりを進めています。
興味はあるものの、温かさや手入れ方法、薪の確保、費用などについてより詳しく知りたいところ。
そこで、実際に薪ストーブのある暮らしを送っている方からお話をお伺いすることにしました。
最初に訪ねたのは、益子地区の宮澤さんのご自宅です。
玄関を開けるとすぐに大きな薪ストーブがあり、家中がすっかり暖かい空気に包まれていました。
薪ストーブの上にはやかんがあり、お湯を沸かしていましたが、簡単な調理もできるそうで、
ストーブで温めたぜんざいをご馳走になり、やさしい甘さにほっこり。
着火のデモンストレーションには、参加者の皆さんも注目し炎と同時に歓声も上がっていました。
東京出身で沖縄にゆかりがある奥さまの聖法子(みほこ)さんに、普段の暮らしぶりについてお話を伺いました。
薪の入手方法や燃焼時間など、参加者の皆さんから活発な質問がありました。
昼食は、上大羽地区の茶屋雨巻にて、石窯ピザをいただきました。
お店は芳賀郡最高峰である雨巻山の麓、自然に包まれた好立地に佇んでいます。店内には薪ストーブがあります。
天気が良かったので、外での食事会。石窯ピザや新鮮野菜のサラダのおいしさにすっかり夢中になった一同でした。
コーヒーのカップももちろん益子焼。今回のツアーでは、焼き物に関することはなかったため、
次回は器を選びにまた来たいという声もありました。
続いては、上大羽地区の彫刻家、古川潤さんのご自宅を訪問しました。
薪ストーブの暖かさ、炎の動きを見つめてすっかり癒されたご様子の一同。
薪ストーブは、ストーブ内に入る空気の調整で火力の調整ができます。操作方法や、煙突の掃除についても
教えていただきました。
古川さんは、工房にも薪ストーブがあり、使用する薪もご自身で薪割をされています。
薪割りを見学。
木の乾燥の具合や、節の有無などの条件を考慮して、割り方を決めるのだそうです。
日帰りツアーで短い時間でしたが、薪ストーブを通して“ましこの暮らし”の雰囲気を体験していただきました。
益子町は首都圏からも近く、日帰りで来やすいので、通いながら具体的な暮らしのイメージを深めて頂ければと思っています。
今後も、手の届く里山暮らし体験ツアーをよろしくお願いします。