(目的)

第1条　この要綱は、こどもを地域で見守る場所とする食堂(以下「こども食堂」という。)を運営する団体に対し補助金を交付することにより、こどもに食事を提供し、食を通じてこどもたちが地域の幅広い世代と繋がる機会やこどもたちの居場所を確保することを目的とする。その交付に関しては、この要綱及び益子町補助金等交付規則(昭和48年規則第5号。以下「規則」という。)に定めるところによる。

(補助対象事業及び要件)

第2条　補助の対象となる事業(以下「補助対象事業」という。)は、益子町内で実施される次に掲げる事業とする。

(補助対象者)

第3条　補助金の交付の対象となる者は、町内で補助対象事業を行う団体であって、以下に掲げる要件を満たすものとする。

(補助対象経費)

第4条　補助金の交付の対象となる経費(以下「補助対象経費」という。)は、別表に定める経費とし、申請日の属する年度内の補助対象事業に関する経費とする。

(交付の申請)

第5条　補助金の交付を受けようとする者は、規則第4条の規定に基づき交付申請書(規則の様式第1号)に次に掲げる書類を添えて、町長に提出しなければならない。

(交付の決定)

第6条　町長は、補助金の交付申請があったときは、規則第5条の規定に基づき当該申請に係る書類の審査により補助金の交付の要否及び交付額を決定し、速やかにその決定の内容を通知するものとする。

(概算払の請求)

第7条　前条の規定による交付の決定を受けた者(以下「補助団体」という。)は、概算払請求書(様式第3号)により補助金の交付を請求することができる。

(計画変更等の承認申請)

第8条　補助団体は、次の各号のいずれかに該当するときには、規則第8条に基づき事業計画変更申請書(規則の様式第2号)を町長に提出し、その承認を受けなければならない。ただし、軽微な事業計画の変更であって、特に町長が認めたものについては、この限りでない。

(実績報告)

第9条　事業が完了したときは、規則第9条の規定に基づき、実績報告書(規則の様式第3号)に収支決算書等を添えて、町長に提出するものとする。

(補助金の額の確定)

第10条　町長は、前条により実績報告書の提出があったときは、第4条に定める経費及びその他を審査し、適当と認めたときは、補助金の額を確定し通知する。

(補助金の精算)

第11条　概算払を受けた者は、前条による補助金の額の確定通知を受けたのち、速やかに精算書(様式第4号)に、補助金交付額確定通知書の写し等の書類を添えて町長に提出しなければならない。

(補則)

第12条　この要綱に定めるもののほか、必要な事項は町長が別に定める。