【申請団体】三登谷会
大羽川の支流である栗生川によって開かれた谷沿いに分布している栗生窯跡群の南端にある古代登り窯跡で、窯体は全長約7.3mの半地下式無階無段登窯(穴窯)で、幅は焚口部1.1m、燃焼部1〜1.3m、焼成部の最大幅は1.6mであった。ステ場は窯体の南下方の斜面にあり、南北約10m、東西約13mの広範囲にわたり、堆積も1mほどで、操業の規模が比較的大きかったことがわかる。
出土遺物はステ場からのものが主体で、須恵器の杯、高台杯、蓋、盤、筒形容器、捏鉢、甕、壺、土錘などであり、9世紀代には窯の操業が行われていた。
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