益子参考館細工場
ましこさんこうかんさいくば益子参考館細工場
町指定(平成15年年3月20日指定)
- 種類
- 建造物
- 時代
- 明治時代
明治初期に建築された益子町上大羽の黒子邸で製陶の作業場だった建物を、濱田庄司が昭和16年(1941)に当地に移築したもので、町内にある細工場の中では初期の形式を最も残している。内部は土間となっており、中央には作品の凍結を防ぐための囲炉裏が、北側には9坪ほどの土室(粘土置場)がある。天井は3段の松の梁組で、できてすぐの作品を乾燥させるための真竹で組んだ棚が、轆轤の上と中央通路の上と背面にもうけてある。東日本大震災で被害を受け屋根部分は茅葺き屋根から瓦葺きに改修される。
引用:『芳賀の文化財』第25集
- 所在地
- 大字益子3388
- 所有者
- (公財)濱田庄司記念益子参考館
- 公式webサイト
- http://www.mashiko-sankokan.net/