町指定(昭和48年年2月7日指定)
永正年間(1504~1521)建立と推定される三間四面寄棟造り茅葺き型銅板葺きの建造物で、地蔵院本堂の北西に位置し、阿弥陀堂(現本堂)改築の残材を使用して建てられたと言い伝えられていた。昭和58年(1983)解体修理し、茅葺きを銅板で被覆した際に、柱材が栗であることがわかり残材であることは否定された。本尊は十一面観世音菩薩である。
参考:『益子町の文化財』