元禄絵地図
げんろくえちず元禄絵地図
町指定(昭和48年年2月7日指定)
- 種類
- 絵画
- 時代
- 江戸時代
元禄14年(1701)に作られた縦200㎝、横206㎝の絵図である。陣屋と古館跡を中央やや南西方向に、東に高館城跡とその出城跡を描き、その東は上大羽村、西は小貝川を隔てて塙村と接している。道路を朱線で表し、池および河川を青で示している。また山は樹木を緑で、御朱印地は桃色で彩色が施され、民家は屋根型で表し、田畑の区分は文字をもって表示している。左上に「元禄十四壬午年四月」説明図を挟んで右上に「此図百間弐寸 仕立指上申侯」とあり、百間を二寸に縮小(1/3000)して地図を作ったと記してある。
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引用:『益子町の文化財』
- 所在地
- 大字益子
- 所有者
- 平野良和(個人蔵)