けいそくじさんもん鶏足寺山門
町指定(平成元年年5月15日指定)
寺伝によれば鶏足寺は永正3年(1506)益子因幡守紀家宗の創立とあり、別本曰く大永2年(1522)山本城主高塩伊勢守によって建立されたと伝えられる。創建当時は七堂伽藍が揃っており、禅宗寺院(曹洞宗)として隆盛を極めた。明治44年(1911)に火災にあい、山門だけを残してその他は灰盡に帰した。そのため寺伝書、銘札等は現存していない。現在の本堂は茨城県の門下に建立されていた薬師堂を購入し移築したものである。
(参考:『芳賀の文化財』第25集)