こうやまき
こうやまきこうやまき
県指定(昭和50年年4月30日指定)
- 種類
- 天然記念物
- 時代
- 鎌倉時代
スギ科コウヤマキ属の植物で、高さ30m、径1m、推定樹齢800年の大樹である。こうやまきは本州福島県以南・四国・九州の山地にはえ、特に木曽地方、紀伊半島は有名。また、庭木として栽培される常緑高木。葉は厚く、二葉が側面で合着している。花は春。雄雌同株。和名は紀州高野山に多いことからこういう。樹皮はまきはだといって桶類の漏水止めに使われ、材も耐久性に強く風呂桶として最良。承元3年(1209)土御門天皇の御代宇都宮景房が本堂再建の記念として植えられたと伝えられて、北関東最大のものである。
参考:『益子町の文化財』
- 所在地
- 大字益子4469
- 所有者
- 西明寺
- 公式webサイト
- http://fumon.jp/