木造千手観音菩薩座像
もくぞうせんじゅかんのんぼさつざぞう木造千手観音菩薩座像
県指定(平成2年年1月26日指定)
- 種類
- 彫刻
- 時代
- 鎌倉時代
鎌倉期作とされる仏像で、頭頂の化仏(髻頂に如来面、天冠台上の正面に蓮華坐付の如来立像一面、左右に菩薩七面)は二段に植付ける。二条の覆輪に一段弁形の天冠台をつけ、その下に地髪部を毛彫り、他は平彫りとする。小さな水晶製の白毛相、三道彫出、耳朶環状。条帛を左肩より右脇にかけ、天衣は両肩より合掌手にかかる。腰には折返しの裳をつけ、右足を外にして結跏趺坐する。胸には瓔珞、合掌手と宝鉢手に腕釧をつける。
参考:『益子町の文化財』
- 所在地
- 大字益子4469
- 所有者
- 西明寺
- 公式webサイト
- http://fumon.jp/