藍染め甕場
あいぞめかめば藍染め甕場
県指定(平成8年年8月20日指定)
- 種類
- 有形民俗
- 時代
- 江戸時代
建物内部の西側に梁で支えた空間を造り、土間に容積180ℓの常滑焼の藍甕を72個規則的に埋め、周囲を三和土(たたき)と呼ばれる技法で固めている。4個の藍甕をひとつの単位とし、その中央に火床と称する穴を設け、藍の発酵建に必要な温度を保つために半年間オガクズやモミガラを燃やしている。72個の藍甕は寛政年間(1789~1801)につくられて以降200年間の使用にも堪え、しかも地震等による破損も見られず現在も藍の華を咲かせ続けている。
(引用:『益子町の文化財』)
- 所在地
- 大字城内坂1
- 所有者
- 日下田正(個人蔵)