西明寺本堂
さいみょうじほんどう西明寺本堂
県指定(昭和37年年1月9日指定)
- 種類
- 建造物
- 時代
- 室町時代
応永元年(1394)に建立された五間四面寄棟造り茅葺き型銅板葺きの建造物で、益子勝直によって開扉供養が行われ、元禄14年(1701)大改修で現在の形成になった。柱は円柱で内法貫と頭貫をめぐらし隅柱外方には唐獅子彫刻を取り付け、中備の蟇股は十二支が刻まれている。内部は中三間が蔀戸、他は引き違い板戸で内外陣に分れ外陣天井は鏡天井で龍の墨絵が描かれている。内陣は格天井で人物花鳥等が描かれ単彩が施されている。内外陣の欄間は天女奏楽、鶴と仙人、浮舟上の仙人などの彩色彫刻がある。
参考:『益子町の文化財』
- 所在地
- 大字益子4469
- 所有者
- 西明寺
- 公式webサイト
- http://fumon.jp/