県指定(昭和44年年4月25日指定)
室町時代に作られた像高91㎝、肩幅38㎝、膝開61㎝、台座64㎝の寄木造彫眼一面大臂の坐像である。左足を横たえ右足を立てて右肱をその膝に乗せて掌をほほにあてて、思惟には崇高な感じがある。また宝冠、瓔珞、光背の彫刻など精緻を極めている。
(引用:『益子町の文化財』)