もとぬまようぎょうぐんあと本沼窯業群跡
町指定(昭和52年年7月18日指定)
南流する桜川と北流する神崎川の上流域にあたり、これらの小河川に流入する支流によって開かれた谷の奥部に各窯業群跡(北山窯跡、毘沙門入窯跡、谷津入窯跡、カスガ入窯跡、古ヶ原入窯跡)が所在している。また丘陵を挟んだ西側には真岡市の南高岡窯業群跡が、また県境を南に越えた茨城県側には堀ノ内窯業群跡や花見堂窯業群跡が位置している。出土遺物は須恵器の坏、蓋、高台坏、甕、および女瓦等で8世紀後半には窯の操業が行われていた。
引用:『益子町の文化財』