田町彫刻屋台
たまちちょうこくやたい田町彫刻屋台
町指定(平成元年年9月1日指定)
- 種類
- 有形民俗
- 時代
- 江戸時代
宇都宮の日野町が文政4年(1821)に注文し文政12年に完成した彫刻屋台で、明治15年(1882)頃に日野町から購入した。本体は棟梁高田仲右ヱ衛門の作である。金箔を惜しみなく使った黒漆塗彩色彫刻屋台であり、飾り金具、彫刻も雄大で見せ場を作った優品である。しかも各所には繊細な技法を用い、正面に獅子、鬼板には丸彫の獅子、脇障子に鳳凰、障子に梅、懸魚に牡丹、高欄下に飛龍を彫刻で仕立てている。毎年7月23日~25日に行われる八坂神社の付祭(祇園際)に出御している。
(参考:『芳賀の文化財』第25集)
- 所在地
- 大字益子
- 所有者
- 田町自治会
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