赤松
あかまつ赤松
町指定(平成9年年9月1日指定)
- 種類
- 天然記念物
- 時代
- 大正時代
まつ科マツ属で北海道南部から九州の山野に最も普通にはえ、北方では海岸近くに、また植林もされる常緑針葉高木。高さ30m、径1.5m内外。樹皮は赤褐色で亀甲状の割れ目ができ薄くはげる。葉は針状で2本が対。晩春に若枝の頂に雌花、その下に雄花を多数つける。翌秋に種子は熟す。和名は樹皮からきている。冬芽の鱗片も赤褐色。大正末期現在地に小学校が建設された時、地元の山林から地域の人々が記念樹として校庭に植えたが、戦後の校舎建て替えや校庭拡張により数回植え替えられた。奉安殿の景観を保持するために敷地内にあったが、昭和54年6月に体育館建設のとき現場所に移植された。当時10本あったものが枯死し、現在は2本のみである。
参考:『益子町の文化財』
- 所在地
- 大字小宅681
- 所有者
- 益子町
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