綱神社本殿
つなじんじゃほんでん綱神社本殿
国指定(重要文化財/昭和25年年8月29日指定)
- 種類
- 建造物
- 時代
- 室町時代
建久5年(1194)創建された神社で、現社殿は大永年間(1521~1528)に建立された三間社流造り茅葺きの建造物である。本殿身舎側面一間、正面三間、前面に三間の向拝を設ける。身舎内は円柱、内部は十六角柱、向拝は面取角柱、柱下に土台を廻している。斗拱は三斗組で両端は連三斗組、桁行の出組に皿斗を設け、大斗との高さを調整している。懸魚、向拝中柱上部の手挾、木鼻等素朴で雄健の風を示し、意匠技法とも室町時代の特色をよく表している。
参考:『益子町の文化財』
- 所在地
- 大字上大羽2350
- 所有者
- 綱神社
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