絹本著色鮎図
けんぽんちゃくしょくあゆず絹本著色鮎図
県指定(昭和48年年11月27日指定)
- 種類
- 絵画
- 時代
- 江戸時代
小泉斐により文化10年(1813)に描かれた縦146㎝、幅86㎝の日本画である。小泉斐は、明和7年(1770)益子村鹿島神社神宮木村市正の次男に生まれ那須郡両郷村(黒羽町)の小泉家の養子となり、祠宮を継いだ。若い頃京都に往来し島崎雲圃(うんぽ)に画を学び鮎の絵を最も得意とする。斐の描いた鮎を水戸徳川公が称讃されたと伝えられ、後に谷文晁の門下となり、有名な鮎の画家として天下に認められた。本図は27匹の鮎が左右に泳いで青みを帯びた背の色、胸部などの黄色の輝きも美しい。これだけの群を描いたものはほかにあまりない。
(引用:『益子町の文化財』)
- 所在地
- 所有者
- (個人蔵)
- 0年0月0日
- 印刷する