農業は食料供給という役割のみならず、雇用の創出や美しい景観の形成、災害の防止、地域コミュニティの維持など私たちの生活を支える基盤として多面的な役割を担っています。
益子町は自然と環境に恵まれ、多様な農業生産が営まれてきました。
しかし、現状は、農業者数が年々減少しており、基幹的農業従事者数は平成22年の1,112人に対し、令和2年には777人になっています。また、基幹的農業従事者の平均年齢も平成22年は66.4歳に対し、令和2年は67.9歳となっており、高齢化が進んでいます。農業産出額は平成27年度の33.8億円から令和4年度には29.1億円に落ち込んでいます。
このような状況を踏まえ、町では農業を地域社会全体で取り組む重要な産業と捉え、本町地域振興の根幹となる農業の戦略を策定しました。
※基幹的農業従事者とは…15歳以上の世帯員のうち、ふだん仕事として主に?営農業に従事している者。
202503_益子町農業戦略 [PDF形式/864.38KB]