ナラ枯れ(正式名称:ブナ科樹木萎凋病)は、ナラ等の樹木に体長5mmほどの昆虫「カシノナガキクイムシ」が穿入孔を開けて入り込み、「ナラ菌」という病原菌を媒介することによって水を吸い上げる機能が妨げられ枯死する樹木の伝染病です。
特にナラ類のミズナラ及びコナラの落葉広葉樹で集団的な被害が発生しており、被害が大きくなる傾向にあります。栃木県南部では令和2年度から、益子町では令和5年度から被害が確認されました。
ナラ枯れ被害により枯死した木は、落枝や倒木の危険性がありますのでご注意ください。
赤褐色に変色した様子
木の根元にフラスが堆積している様子
所有地でナラ枯れ被害木と疑わしき木を発見した場合は農政課農村整備係へご連絡ください。
(栃木県)ナラ枯れ被害の 情報提供にご協力下さい [PDF形式/664.18KB]
町内の被害木の所有者又は管理者で、ナラ枯れ防除対策を実施する方への補助制度を創設しました。
詳細につきましては、「益子町ナラ枯れ被害緊急対策事業費補助金交付要綱」をご覧いただくか、農政課までご連絡ください。
猛毒きのこの「カエンタケ」 はナラ枯れの被害発生時または数年後に多く発生します。
「カエンタケ」に触れるだけでも皮膚がただれるなどの炎症を起こします。
毒性が非常に強く、誤って食べた場合は死に至る可能性もあります。
見つけた場合は絶対に触らず、すみやかにご連絡ください。
栃木県HPより