[ ましこフォト俳句] 展望台

ましこフォト俳句2018年10月26日

『展望台』の画像

   展望台(雨巻山)            

秋澄めり脛についた実山路越え    美紀

萩こぼる展望台へ続く道       一枝

カラフルに粧う森へ山ガール     実

峠まであと三キロや木の実落つ    礼女

七十路の紅葉且つ散る峠かな     たかし

猪(しし)転げポール頼りて秋を行く 衿子

道しるべ見逃し辿る花野原      初子

星流るヘッドランプのゆらぎかな   しず子

もうすぐと親切な嘘秋の峰      かなえ

草の実や芳賀富士の径標(しるべ)なく ひろ子

雨巻は乱層雲の中に溶け       幸代

秋風に背をおされゆく展望台     さくら

 

 ○”ましこフォト俳句”とは?

益子町内で撮影された写真に、俳句を添えたものです。

こちらに掲載する写真及び俳句は、企画課へ提供を受けたもので、俳句は公民館主催講座「ましこフォト俳句教室」の受講生によって作られました。