ひえじんじゃほんでん日枝神社本殿
町指定(平成4年年1月23日指定)
神護景雲2年(768)の創立で、矢嶋郷総鎮守として崇められ、中世より山王神社、山王権現ともいわれていた。その後一時荒廃したが、長久元年(1040)矢嶋城主七井刑部太夫頼冶によって、また建保4年(1216)には、岩松新六郎綱持によって再建される。本殿は、享保4年(1719)に氏子の寄進によって再建されたもので、間口5.5m、奥行き3.5mの一間社流造り茅葺きで、花鳥の彫刻をほどこし江戸時代中期の様式を伝える建物である。
参考:『芳賀の文化財』第25集